BLOGブログ
2025.09.26
Bugって何?食べられるの? 🐞
Bugとは、ソフトウェアにおける不具合や障害のことで、プログラムが期待通りに動作しない原因になります。
(機能が違う、結果が間違う、クラッシュする、ユーザー体験が悪くなる…など)。
「Bug」という言葉が有名になったのは1947年の出来事からです。
Harvard大学のMark IIというコンピュータに本物の蛾が入り込み、故障を引き起こしました。それ以来、プログラマーたちはソフトウェアの不具合を「Bug」と呼ぶようになったのです。
バグの分類
バグにはいろいろな分類方法があります(分野別、重大度別、開発工程別…)。
ここでは「原因別の分類」を紹介します。原因から考えると、対処法を見つけやすいからです。

Syntax Bug: 構文エラー(セミコロン抜け、カッコの対応ミスなど)。
Logic Bug: ロジックの間違い(条件式が誤り、無限ループなど)。
Runtime Bug: 実行時にのみ発生(ゼロ除算、メモリオーバーフロー、ヌルポインタなど)。
Semantic Bug: コード自体は動くが、要求を誤解していて結果が間違うもの。
バグに会ったらどうする?
1. 落ち着いて分析する
焦らずにエラーメッセージを読み、ロジックを確認。
セミコロン1つや未宣言の変数、タイプミス1行でプログラムが落ちることもあります。
2. 問題を分割する
バグを起こしている部分を切り出して、小さく動かしてみる。
そうすることでエラー箇所を特定しやすくなります。
3. 資料を調べる
Google、StackOverflow、GitHub、あるいは公式ドキュメント。 大抵のバグはすでに誰かが経験しており、解決策がシェアされています。

4. 休憩する
散歩したり、水を飲んだり、仮眠したり。
頭をリセットすると、思わぬ解決策が浮かぶこともあります。
5. 仲間やコミュニティに相談する
恥ずかしがらずに共有しましょう。
第三者の視点が、自分の見落としを気付かせてくれることがあります。
👉 結論:バグに遭遇することは失敗ではなく、思考力を鍛え、知識や問題解決スキルを伸ばすチャンスです。大事なのは忍耐と冷静さです。
私の「バグ処理法」
ステップ1: 5分間、瞬きせずに画面を凝視する。
ステップ2: 同じコードを書き直してみる。「…勝手に直らないかな」と期待。
ステップ3: 「なぜコードが動かないのか?」とGoogle検索 → 100万件ヒット。
ステップ4: コーヒーを淹れて戻る → バグはまだそこにいる。
ステップ5: 同僚に相談 → 5分後「え、セミコロン忘れてるだけじゃん」。🤦♂️
👉 教訓:バグは敵ではなく友。むしろ「親友」です。
バグが多いほどスキルも増える。焦らず、まずGoogle → それでもダメなら仲間に相談 → 最後は寝て、明日また戦えばいいのです 😎。

